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障害者雇用はしんどい?精神障害者が働いてみて感じたメリット・デメリット

障害者手帳

「精神障害をもってるんだけど、障害者雇用ってしんどいのかな?」

「障害者雇用のメリットってあるの?」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

この記事では、双極性障害を持つ筆者が実際に障害者雇用でアルバイトをした経験をもとに障害者雇用のメリット・デメリット、働いてみた感想などをお伝えします。

障害者雇用専門の転職エージェントもご紹介しているので、ご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

目次

精神障害者にとって障害者雇用はしんどい?

私は以前、双極性障害をオープンにして障害者雇用枠で事務のアルバイトをしていました。

完全リモートで時給1,500円、週5日7時間勤務と条件は良いほうだったと思います。

約半年間働いてみて、しんどいと感じたことやデメリットについてお伝えします。

仕事量が極端に少ない場合がある

人事部で事務の仕事をしていたのですが、任せられる仕事が極端に少なかったです。

面談で上司に、仕事量が多すぎるとうつ状態になりやすいと伝えていたのが原因だと思います。

障害を考慮して仕事量を調整してくれたのはありがたいのですが、1日7時間勤務のうち2時間ほどで任された仕事が終わってしまうこともありました。

さすがに申し訳ないと思い、何か仕事はないか上司や先輩に尋ねたのですが、それでも特にないときは、社内のセミナー動画や資料を見て時間をつぶしていました。

暇すぎるのも辛いのもです。私は会社に必要とされてないのではないかと感じることも多々ありました。

人間関係が難しい

完全リモートの仕事だったこともありますが、人間関係を築くのが難しかったです。

コミュニケーションは朝のZOOM会議とチャットやメールなのですが、実際に会ったことがない方とのコミュニケーションはかなり気を使います。

雑談をする機会もないですし、孤独を感じることもありました。

障害をオープンにしても差別や悪口などはなかったので、それはありがたかったです。

昇進は難しい

アルバイト契約だったので昇進はありません。障害者雇用でも正社員であれば昇進もあるのかもしれませんが。

障害者雇用枠ではどうしても任せられる仕事が少ないことや、仕事量を配慮しなければいけないこともあり昇進は難しいのかもしれません。

給料が少ない

一般雇用に比べると給料は少ないです。

厚生労働省の平成30年度の調査によると、精神障害者の1ヶ月の平均賃金は12万5,000円です。

時短で働く精神障害者が多いこともあり平均賃金は低くなっています。

実際の障害者雇用枠の求人をみても、地域の最低賃金くらいの求人が多くみられました。

お金の心配は精神が不安定になる原因にもなるので、なるべく高い賃金の求人を探したいところですが、高い賃金の求人は競争率が高かったり、高度なスキルを求められたりするので就職が難しいです。

選べる職業が少ない

もともと障害者雇用枠の求人を出している企業が少ないので、それだけ選べる職種が少なくなってしまいます。

清掃や工場勤務などは多いですが、クリエイティブ系の求人はかなり少ない印象です。

精神障害者にとって障害者雇用はメリットもある

障害者雇用枠で働いて感じたメリットをご紹介します。

仕事量や仕事内容を配慮してもらえる

仕事量が極端に少ないことがあると述べましたが、それがメリットでもあります。

定期的に上司との面談があり、仕事量や仕事内容に問題がないか気遣ってもらっていました。

仕事量が多すぎる場合や内容が合わない場合は、上司に相談して対処してもらえる可能性があります。

休みをとりやすい

通院や体調不良のときに休みをとりやすいのが大きなメリットです。

うつ状態になり仕事ができない状態になったことがあるのですが、正直に上司に伝えて数週間のお休みをいただいたことがあります。

通院も事前に伝えておけばスムーズに休みが取れました。

障害を隠す必要がない

一般就労ではなかなか周囲に障害があることを伝えにくいですよね。

特に精神障害は見た目ではわからないので理解されにくい面があります。

障害者雇用枠で入社すると、障害を隠さずに済むので少しは気が楽になります。

障害者雇用が向いていない人

障害者雇用枠での就職が向いていないと感じる人をご紹介します。

早く昇進したい

障害者雇用枠では一般就労している方より仕事を任せてもらえる量が少ない傾向にあります。

そのため、一般社員よりは昇進が難しくなると思います。

給料を重視している

給料を重視しているなら一般雇用のほうが断然良いです。

障害者雇用枠の賃金は平均よりかなり低い傾向にあります。

いろいろな職種にチャレンジしたい

障害者雇用枠での求人を出している企業が一般就労に比べて少ないので、それだけ職種は限られます。

障害を周囲の人に知られたくない

障害者雇用枠で就職すると、少なからず直属の上司には障害を知られることになります。

上司以外の職員には伝えないようにすることもできますが、誰にも障害を知られたくない方は一般就労にしたほうがよいでしょう。

障害者雇用が向いている人

障害者雇用が向いているケースをご紹介します。

障害者手帳を持っている

身体障害・知的障害・精神障害などで障害者手帳を持っている人は、障害者雇用枠の求人に応募できます。

持っていないと応募できないこともあるので、障害者雇用枠での就職をお考えの方は取得しておくとよいです。

一般就業では続かなかった

一般就労では仕事が続かず転々としている方は、障害者雇用枠で働いてみるのも検討するといいかもしれません。

障害に対しての配慮がある環境であれば、長く続けられる可能性があります。

体調が不安定

特に精神障害では体調が不安定になりがちですよね。

障害者雇用では時短勤務もしやすいですし、体調不良で休むときも理解が得られやすいです。

責任が重い仕事はしたくない

障害者雇用では仕事内容や仕事量を配慮してもらえるので、プレッシャーのかかる責任の重い仕事を避けることもできます。

責任の重い仕事はしたくない方にとっては障害者雇用が向いているといえます。

障害者雇用専門の転職エージェント

私は障害者雇用専門の転職エージェントに登録して就職しました。

自分でハローワークなどで探すよりも専門のエージェントを利用したほうが効率が良いと考えたからです。

大手で安心感があるdodaチャレンジに無料登録してみました。

仕事探しはもちろんのこと、面接対策や書類作成もしてもらったので大変助かりました。

どちらも完全無料なので登録して損はありません。

dodaチャレンジを利用するメリット

  • 完全無料で転職サポートを受けられる
  • 障害者雇用専門のエージェントが対応してくれるので安心
  • 書類作成や面接対策までフォローしてくれる
  • 転職後も状況確認してくれる

dodaチャレンジを利用するデメリット

  • エージェントに障害について話す必要がある
  • 地方の求人が少なめ

障害者雇用はしんどいこともあるがメリットもある

障害者雇用は、給料が低かったり選べる仕事が少なかったりとしんどいこともあります。

一方で、休みがとりやすいことや仕事量を配慮してもらえるなどのメリットも多いです。

仕事がなかなか続かないとお悩みの方は、障害者雇用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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