当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【精神障害者向け】障害者雇用はデメリットしかない?実体験から解説

【精神障害者向け】障害者雇用はデメリットしかない?実体験から解説

「障害者雇用」と検索すると、予測キーワードに「デメリットしかない」と出てきます。

こんな検索結果が出たら、今から障害者雇用を検討されている方は不安になってしまいますよね。

たしかに障害者雇用で働くことはデメリットもありますが、実際に働いてみてメリットも多かったと感じます。

私は双極性障害という精神障害を患っており、障害者雇用枠でアルバイトをした経験があります。

今回、その経験をもとに障害者雇用のデメリット・メリットを解説しますので、障害者雇用枠で働こうか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

障害者雇用はデメリットしかないと言われる理由

障害者雇用のデメリットしかないと言われる理由を解説します。

求人数が少ない

一般雇用の求人数と比べると圧倒的に求人数が少ない障害者雇用ですが、令和3年度の障害者の就職件数は全国で約96,000件です。

こちらはハローワークを通して就職された方の件数ですので、ハローワーク経由以外の就職を合わせるとまだまだ多いと予想されます。

職種や給料に強いこだわりがなければ、全く就職先がない状況になることはないでしょう。

令和3年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況

給料が低い

障害者雇用は一般雇用に比べると給料が低い印象がありますよね。

これは、一般雇用と比べると非正規雇用や時短勤務が多いため給料が低くみえるという理由があります。

実際には障害者雇用枠でも年収500万を超える求人もあり、障害者雇用だからといって一概に収入が低いとはいえません。

障害を職場の人に知られる可能性が高い

障害者枠で就職すると、人事部の社員や上司に障害であることを伝える必要があります。

障害を誰にも知られたくない方にとってはデメリットになってしまうでしょう。

実はメリットも多い障害者雇用

ここでは、障害者雇用枠で実際に働いた経験をもとに障害者雇用のメリットをご紹介します。

体調に合わせて休みを取りやすい

精神障害の場合、体調に波がある方がほとんどだと思います。

服薬をしっかりしていてもどうしても体調や精神状態が悪くなることってありますよね。

私が働いていた職場では、面接や面談で体調に波があることを上司に伝えていたので休みをとりやすかったです。

あまりにも休みが多いと問題ですが、本当に体調が悪いときには正直に状況を伝えられるのが心強かったです。

仕事量や内容を相談しやすい

私が働いていた職場では仕事量が多すぎたり仕事内容が合わなかったりを防ぐために、定期的に上司との面談がありました。

自分に合わない仕事で頑張りすぎると体調を崩しやすくなるので、相談しながら仕事を調節できる環境が非常にありがたかったです。

障害を隠す必要がない

一般雇用で働く場合、障害を隠して働く方が多いと思います。

健常者と同じように障害を隠して働くのって辛いことも多いですよね。

障害者雇用では最初から障害であることを伝えているので隠す必要がないので気楽です。

障害者雇用で働いてみた感想

私は約半年間ほど障害者雇用でのアルバイトをしたのですが、非常に働きやすかったです。

面接のときにどういった状況のときに体調が悪くなるか、苦手な仕事内容などを細かく伝えており、上司も理解したうえで仕事を振ってくれていました。

体調が悪くなり数週間休ませてもらったこともあるのですが、それも受け入れてもらいました。

通院の日も早上がりさせてもらったりと非常にありがたい環境でした。

ただ、決められた仕事をやって淡々と働く感じだったので責任ある仕事を任されたい方や、どんどん昇進して給料UPしたいという方には向いていないかもしれません。

当時の私は、仕事量が少なめでのんびり働きたいと思っていたので障害者雇用の働き方がちょうどよかったです。

体調が安定しておらず一般雇用で働くのが難しそうな方は一度障害者雇用を検討してみるのもいいかと思います。

障害者雇用の探し方

障害者雇用枠で働くには障害者手帳が必要ですので、まだお持ちでない方は申請しておきましょう。

ハローワークで自分で障害者雇用の仕事を探すことも可能でしたが、転職エージェントを利用することで円滑に転職活動ができたので実際に登録した2社をご紹介します。

どちらの転職エージェントも、実際に会って面談する必要はなく電話で対応してくれます。

経歴や希望条件、障害の内容などを伝えると自分に合った仕事を紹介してくれます。

書類作成や面接練習もフォローしてくれたので大変心強かったです。

障害者雇用専門なので障害のことも話しやすくて、利用してよかったと思います。

どちらも完全無料で利用できるので登録しておいて損はありません。

dodaチャレンジ

一般の転職でも有名なdodaですが、障害者雇用にも力を入れています。

大手・優良、外資系、ニッチトップ企業まで幅広く、求人が豊富です。

障がいの種類(身体・精神・知的)も幅広くサポートしています。

専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリング(面談)があり、それぞれの状況に合わせた転職活動をサポートしてくれます。

最終的にはdodaチャレンジから紹介していただいた職場に就職することになりました。

電話で面接練習をしてくれたり、就職後に状況を確認してくれたり、きめ細やかなフォローが助かりました。

アットジーピー(atGP)

障害者雇用のパイオニアとして、15年以上に渡り障害者の就職・転職をサポートしている企業です。

一般には公開されていない優良企業の求人多数あります。

専業ならではの配慮や勤務時間・職務の調整等の独自ノウハウが豊富です。

dodaチャレンジと同様、しっかりカウンセリングをしてくださり仕事を紹介してくれました。

障害者雇用はメリットも多い

障害者雇用では求人数が少ないことや給料が低いことなどがデメリットとしてあるのですが、実はメリットも多くあります。

休みがとりやすかったり、仕事の相談をしやすかったりするのは、特に体調が安定しない方にとっては大きなメリットになるでしょう。

メリット・デメリットを踏まえたうえで自分に合った働き方が見つかるといいですね。最後までご覧いただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次