精神障害を患っている私たちにとって普通に生きるってしんどいことですよね…
私は双極性障害持ちなのですが、鬱の波がきたときは死にたい気持ちでいっぱいになります。
それでも、生きてるだけでメリットはあると思ってなんとか持ちこたえています。
今回は、自殺未遂をした経験も交えて生きてるだけでもいい理由をお伝えしようと思います。
死にたいな~と思っている方が少しでも楽になれば幸いです。
死にたい気持ちが永遠に続くわけではない
人間には生存本能があるのが普通なので、死にたいと思うのは病気の症状です。
適切な治療を受ければ死にたい気持ちは和らぎます。
私自身、死にたい気持ちが強いときは薬の量を調整してもらっています。
死にたくなったら、なるべく早めにかかりつけの医師に正直に話すことが大切です。
死にたいと思うのは一時的なものなので薬を飲んでゆっくりすれば改善します。
「今この瞬間に死にたいんだ!!」という気持ちは痛いほどわかるのですが、それは衝動的な感情なのでとりあえず生きることだけを目標に耐えましょう。
死にたいのを我慢して生きてるだけでも偉いんです!
自殺したら家族や友達に大きなショックを与えてしまう
私は自殺未遂をしたことがあるのですが、家族や友達にひどいショックを与えてしまいました。
「何かできることがあったんじゃないか」
「自殺を考えたのは私のせいかもしれない」
とマイナスなことばかり考えさせてしまいました。
家族や友達の悲しんでる顔を見て、自殺未遂をしてしまったことをすごく後悔しました。
ただ生きてるだけで周囲の人にこんな思いをさせなくて済みます。
あなたのことを大切に思っている人が必ずいるはずです。
その人たちをひどく悲しませることは絶対にしてはいけないと思います。
生きてるだけで誰かの役に立っている
普通に生きてるだけでも、買い物をしたり食事をしたり何かしらお金を使います。
お金を使うということは経済を回しているんです!
例えば、コンビニで買い物をすればコンビニの従業員や経営者の役に立ってることになると思うんですよね。
ただの気休めといえばそうなのですが(笑)たとえ働いていなくても社会の一員だと思っています。
働かなくてもどうにか生活できる
症状がひどいとき働けないこともありますよね。
働けないとお金も無くなるし、私の場合生きてる意味ないとか考え出して自己肯定感が下がってしまいます。
でも症状が改善したらケロっと働けるようになることもあります。
たとえ働けなくて生活できないとなっても生活保護や障害年金制度を利用して生きていくことはできます。
ひどいときには国の制度を堂々と利用しましょう。自殺するより100倍いいと思います。
障害年金を申請する方法をこちらにまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

自殺未遂に終わったら後悔することになる
自殺未遂をして生き残ったらかなり後悔することになります。後遺症が残る可能性もあります。
私は自殺未遂をして生き残れましたが、歯が抜けてしまいインプラントになったり、脚が動かしにくくなったりと後遺症が残っています。
もっとひどい場合には、脊椎損傷や脳への障害などで今までの日常生活が送れなくなる可能性もあるのです。
自殺で本当に死んでしまっても楽になれるかはわからないですし、自殺未遂に終わっても必ず後悔することになるので自殺してもいいことはないと思うんです。
生きてたらいいことあるかも
死んだらそこで終わりですが、生きてたら何かしらいいことがあるかもしれません。
精神障害の治療も日々研究が進んでいて、画期的な治療法が出てくる可能性もあります。
私は自殺未遂から生き延びて特別いいことがあったとは言えませんが、普通に友達や家族と話したり出かけたりできることに幸せを感じています。
死んでしまったらできないことですからね。未来には暗いことばかりではないと思うんです。
生きてたら小さな幸せを感じることができる日がくるはずです。
まとめ
何もできなくても生きてていいんです!自殺は絶対にしてほしくないと思っています。
あなたは一人ではありません。
精神障害に悩まされることは多いですが、ぼちぼち生きていきましょうね。最後までご覧いただきありがとうございました。
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