双極性障害の診断を受けているんだけど、職場にあらかじめ伝えて転職したほうがいいのか、伝えないほうがいいのか迷っている…
このようにお悩みの方にむけて、オープン就労(障害を伝える)とクローズ就労(障害を伝えない)のメリット・デメリットをお伝えします。
また、障害者雇用に特化したおすすめの転職エージェントもご紹介します。
筆者は双極性障害の診断を受けて9年目になります。
オープン就労、クローズ就労の両方を経験したので、実際に感じたことをお伝えします。
目次
クローズ就労について
メリット
- 求人数が多く、選択肢が多い
- 給料が障害者雇用枠より高いことが多い
- 責任ある仕事も一般の方と同じように任せてもらえる
デメリット
- 体調が悪くなった時に休みが取りにくい
- 常に病気のことを隠さなければいけない
- 一般の方と同じ業務量をこなさなければならない
オープン就労について
オープン就労では一般雇用枠と障害者雇用枠にわけてお伝えします。
オープン就労・一般雇用枠のメリット
- 求人数が多く、選択肢が多い
- 体調に配慮してもらいやすい
オープン就労・一般雇用枠のデメリット
- 書類選考や面接に通りにくい傾向にある
オープン就労・障害者雇用枠のメリット
- 体調に配慮してもらうことができ、業務量や内容を調整してもらいやすい
- 通院や急な体調不良の場合も休みを取りやすい
- 体調が悪くなった時など、相談しやすい
オープン就労・障害者雇用枠のデメリット
- 求人数が少なく、選択肢が少ない
- 身体障害者に比べ、精神障害者の採用実績がある企業が少ない
- 一般雇用に比べ、給料が低いことが多い
障害者雇用に特化した転職エージェント
障害者雇用枠で障害をオープンにして働く場合、転職エージェントを利用するとスムーズに進むので、おすすめです。
筆者はハローワークを利用せず、ネットで気軽に利用できる転職エージェントに相談し仕事を探す支援をしてもらいました。
以下、dodaチャレンジ、アットジーピー【atGP】の2社を利用しました。どちらも完全無料で利用できます。
どちらの担当者も障害の理解があるため、とても相談しやすかったです。
履歴書などの書類作成も手伝ってくれたので大変助かりました。
双極性障害の転職まとめ
オープン就労、クローズ就労、それぞれメリットとデメリットがありますが、個人的には障害をオープンにしたほうが働きやすいと思います。
どうしても体調が悪くなることはありますし、あらかじめ障害を伝えておくことで融通が利きやすいからです。
ただ、障害者雇用枠だと選択肢が少ないことがあるので、一般雇用で働き一部の上司のみに病気をオープンにするというのが理想的だと思います。
本記事がご自身に合う就労形態を見つける参考になると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日のひとりごと
働く環境ってメンタルにかなり影響があるよね。働きたくないのが本音なんだけどね(笑)
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