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自分の思考は病気の症状からくるものなのか?本当に自分の考えなのか?【双極性障害】

私は双極性障害の診断を受けて9年になります。

病気になる前の自分と、病気なった後の自分では生活や行動、性格までが変わってしまったように思います。

自分の行動や考え方について、これは病気だからなのか、本来の性格からなのか、よくわからないことが多々あります。

考えれば考えるほど、よくわからなくなります。

今回は、そんな葛藤を記事にしてみました。

よかったら暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。

目次

発症前の自分について

発症前の学生時代は、ザ優等生という感じでした(笑)

勉強も部活もそれなりに頑張って、それなりの成績を出していたので、周りからいつの間にかそう思われるようになっていました。

周りからそう思われていると、自分のいいイメージを壊したくないという思いもあり、優等生を維持しようと頑張っていました。

高校生になると、部活や勉強が忙しくなって、自分に余裕がない状態が続きました。

でも、周りにそう悟られるのが嫌だという謎なプライドがあったので、周りには苦しい感じを出さずに明るく振舞っていました。

ちょっと無理しているな~と自分でも思っていましたが、根性でどうにか乗り越えられるだろうと受験勉強や部活を必死にやっていました。

ただ、根性ではどうにもならず、双極性障害を発症してしまいました。

高校生の時に、自殺未遂をしたのを期に治療を始めました。

発症後の自分について

発症後は、発症前のように根性で、どうにかがんばろうとすることは辞めました。

がんばりたいけど、無理をするとうつ状態か軽躁状態になりやすいからです。

発症後、躁状態やうつ状態を繰り返す中で、自分の考えが症状によるものではないかと疑うことが増えてきました。

例えば、転職や新しいことを始めようと思っているのは、軽躁状態だから一時的にそう思っているだけなのではないか?などと考えます。

実際、躁状態のときは様々なアイデアが浮かんできて行動的になります。

その行動や思考は、本来の自分のものなのかどうかが、わからなくなってきます。

病気を長く患っていると、本来の自分と病気の症状が一体化してくるような感じがしています。

「仕事を辛いから休みたい、辞めたい」と思っているのもうつ状態の症状であって、自分が本当に思っていることではない場合もあります。

病気になってから、即決するというのは危険だなあと感じます。

そのとき思っていることはうつ状態または躁状態の症状からくる思考かもしれないからです。

引っ越しや転職など、何かを決めるときは即決せず、何日間かおいてから決めるようにしています。

まとめ

1つだけわかるのは「死にたい」という思いは、本来の自分が思っているものではなく病気の症状だということです。

人間には生存本能があるので、それに反する希死念慮は病気の症状です。

それ以外の思考については、本来の自分が本当に考えているものなのか、症状からくるものなのか、正直よくわかりません(笑)

大きな決断をするときは、必ず寛解状態のときでないといけないと思います。

まとまりのない文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今日のひとりごと

病気と切り離して自分のアイデンティティーを語るのは難しいなと感じる今日このごろです。


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