精神障害者保健福祉手帳って取得するメリットあるのかな?
どうやって申請するんだろう?
このようにお悩みの方にむけて、今回は精神障害者保健福祉手帳を取得することのメリット・デメリットと申請方法をお伝えします。
結論から言うと、デメリットはほとんどなくメリットだらけなのでまだお持ちでない方は申請することをおすすめします。
筆者は双極性障害の診断を受けており、精神障害者保健福祉手帳2級、障害者基礎年金2級を受給しています。
自分で申請するのはめんどくさいな~と思っていたのですが、意外と簡単に申請できました。
精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)とは
精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることを認定するものです。
精神障害者の自立と社会参加の促進を図るため、手帳を持っている方々には、様々な支援策が講じられています。
対象となるのは、統合失調症や双極性障害、うつ病や発達障害など、すべての精神疾患です。
精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)のメリット
障害者手帳を取得することで、税の控除や各種割引が適用されます。
税の優遇措置が受けられる
所得税・住民税・自動車税・相続税・贈与税などが控除されます。
控除額は等級によって異なります。所得税を例にあげると、以下の額が控除されます。
2級・3級・・・27万円
1級・・・40万円
控除額の詳細はこちらの記事を参考にされてください。
公共交通機関や市立施設の料金が安くなる
こちらは市町村区によって異なりますが、市営の公共交通機関や施設の料金が割引されます。
映画館も手帳を提示することで割引になることがあります。
市営住宅の公募で優遇される
市営住宅の公募において、障害者世帯に対して抽選番号を多く付与する優遇制度があります。
携帯電話の基本料金の割引
加入の携帯会社(au、docomo、softbankなど)により、精神障害保健福祉手帳をお持ちの方に使用料の割引を実施している場合があります。
NHK放送受信料の減免
NHKへ申請書を提出すれば、条件によって放送受信料が半額免除または全額免除になります。
精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)のデメリット
強いて言うならば「障害者」と認定されることの抵抗感など心理的な面でしょうか。
筆者はこのデメリットを感じたことはないです。
自分から見せなければ、周囲に知られることもないです。
申請方法
お近くの市役所の担当窓口に行き、申請します。
申請は、家族や医療機関関係者等が代理で行うこともできます。
申請すると、各都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センターにおいて審査が行われ、認められると手帳が交付されます。
申請に必要なもの
申請に必要なものは以下の3つです。
①申請書
市役所の担当窓口でもらいます。
②診断書
医師に診断書を書いてもらう必要があります。
所定のフォーマットがあるので、医師に精神障害者保健福祉手帳を申請するために診断書が必要だと伝えましょう。
※障害年金を受給している場合は診断書は不要で、年金証書等の写しがあれば大丈夫です。
③本人の写真
証明写真が必要です。
精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)の取得まとめ
精神障害者保健福祉手帳を取得することで、税の控除や様々な割引が受けられます。
まだ申請されていない方は、申請することをおすすめします。
不安な場合は、一度お近くの市役所に電話で確認するといいと思います。親切に教えてくれました。
障害者年金と精神障害者保健福祉手帳は別々に申請が必要です。
障害者年金の申請については以下の記事をご覧ください。
本記事は、厚生労働省HPと実際の障害者手帳の内容をもとに作成しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日のひとりごと
障害者年金とか障害者手帳のこと、自分で調べるまで詳しく知らなかった(汗)
できればお医者さんが患者さんに必ず伝えるようにしてほしいものだ・・・
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コメント
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