私は双極性障害の診断を受けており、現在は休職中です。
今回は、躁状態のときにやらかした失敗談を綴っていきます。
躁状態とは双極性障害の症状の1つで、うつ状態とは反対に、やる気がみなぎりハイテンションな状態のことを言います。
自分ではコントロールできず、周囲の人に迷惑をかけることが多いです。
後先考えない勢いに任せた行動が多く、後から振り返るとかなり失敗や恥ずかしいことをしています。
主にやらかしたこと
- なぜか自分がいい女だと思い込んで、上から目線で人と接して嫌われる
- 料理や手芸、音楽いろいろ手を出しすぎて収まりがつかなくなる
- ちょっとかっこいい人いたら、好き好きアピールして迷惑がられる
- 知らない人にいきなり話しかけて怖がられる
- 根拠のないアドバイスを他人にしまくり、迷惑がられる
- カフェに行っていきなりピアノ弾き始めて迷惑がられる
- とにかくだれかれ構わず電話・連絡しまくって迷惑がられる
- SNS(当時はフェイスブック)に長文を毎日投稿して、その内容がぶっとんでいて心配される
こんな感じです。人に迷惑かけてばっかりですね。
まだあると思うのですが、当時の記憶があいまいになっていて思い出せない部分が多いです。
躁状態でない私は、どちらかといえば控えめでおとなしいほうでした。
人に意見をおしつけることもないし、話すときは聞き役が多いです。
それなのに躁転すると真逆の性格になってしまうんですよね。ほんとに不思議です。
当時の状況を詳しく書いていきます。
連絡をいろんな人にしまくる
とにかくいろんな人に電話・ラインしまくりました。
内容は、どうでもいいことです。
自分の身の上話をしたり、思い出話をしたり、会おうと誘ったりです。
夜中眠れないときに電話をかけたりしたので、だいぶ迷惑かけたと思います。
上から目線でアドバイスする
なぜか自分ができる人間と勘違いしていたので、友達や家族に上から目線でアドバイスをしていました。
その時は良いことをやってると思っていました。
たぶん、かなりうざがられていたと思います( ;∀;)
知らない人に話しかける
街を歩いていても、子供にいきなり話しかけたり、気になる人に話しかけたりしてました。
不審者レベルだったと思います。
通報されなくてよかった(-_-;)
お店に置いてある楽器を勝手に弾く
私は元々ピアノを習っていたのですが、躁状態になるとメロディーが次々と浮かんできて作曲してみたり、歌が上手じゃないのに人前で弾き語りしたり。
かなり恥ずかしいことをしていました。
ピアノが置いてあるカフェなどに行くと、ほかにお客さんがいるのに弾きだしたりしていい迷惑だったと思います。
当時は、お世辞でうまいと言ってくれる人の声しか耳に入っていなかったです。
根拠のない自信
なぜか自分をいい女だと思い込んでいて、逆ナン的なこともしました。
実際その当時の写真を見ましたが、全然いい女ではないです(笑)
服装もださいし、メイクも下手です。何を根拠にそう思ったのか謎です。
SNSに長文をかなりの高頻度で更新
当時はフェイスブックが流行っていたので、毎日のように思ったことを投稿していました。
内容はどうでもいいことです。誰が読んで得するのか?ってかんじのことです。
恥ずかしくて投稿は消したのですが、自分のやりたいことや人と会ったことや、まあ普通の日記ですね。
普通の日常をかなりハイテンションに書き記した感じだったと思います。
自撮りも多めでした。普段は恥ずかしくてそんなの載せないのに。
自分をかわいいと思ってたんですよね。躁状態になると自己肯定感が爆上がりします。
まとめ
こんな状態だったので、家族や友達にかなり迷惑をかけてしまいました。
ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これが原因で離れていってしまった友達もいるけど、見放さないで付き合ってくれた人たちには本当に感謝しています。
その人たちのおかげで今の私があります。
躁状態のときは楽しくて元気に行動しまくっているので、周囲には変だと思われるのですが本人は病気の症状だと自覚してないこともあります。
今は日記をつけたり、服薬の徹底をして波は落ち着いてきました。
もう二度と大きな躁状態にはなりたくないですね。
感情の波をなるべく小さくして生活していきたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。また次の投稿でお会いしましょう!