私は双極性障害の診断を受けている20代女です。
この病気との付き合いは約9年になりますが、いまだに手懐けられていません…
みなさんはうまく付き合うことができていますか?
今回は、躁状態のいいところを探してみました。
躁状態とは双極性障害の症状の一種で、うつ状態とは反対に、気分が高揚して開放的になったり怒りっぽくなったりした状態のことです。
周囲に迷惑をかけることが多いです。迷惑をかけてしまった方々ごめんなさい…
今は躁状態にならないよう日々、波に気を付けて生活をしています。
症状は人によってかなり違うと思うのですが、私自身の経験から感じたことを書いていきます。
躁状態のいいところ5選
- 行動力が爆上がりする
- 知り合いが一時的に増える
- 創作活動がはかどる
- 痩せる
- なんでも幸せに感じる
こんな感じです。一つずつ詳しく説明していきます。
行動力が爆上がりする

躁状態のときは、やりたいことが次々浮かんできて、体も動くので、後先考えず行動します。
この行動力で、なかには起業したり、サービスを開発する方もいらっしゃるみたいです。
私の場合は、遠くに住んでいる知り合いに突然会いに行ったり、部屋を大掃除したり、突然カフェのピアノで演奏を始めたり…といった感じでした。
普段はめんどくさい&大変と思いできないことが、できるようになるのはいいことだと思っています。
これらがもっと生産性のある将来につながる行動だったら、プラスになりますよね~!
知り合いが一時的に増える

私の場合、躁状態のときはだれかれ構わず話しかけたり、連絡をとったりするので、知り合いが増えます。
知り合いが増えると新しいことを学ぶことができたり、いろんなお誘いがきたり、良いことが多いですよね。
相手からはやたらテンション高い変な奴と思われてる可能性も高いですが、それでも付き合ってくださる優しい方もいらっしゃいます(感謝!)
実際、躁状態のときに仲良くなって、今でも続いている友達が数人います。
でもほとんどの場合、長くは続かないですね。
躁状態の自分しか知らない相手は、うつ状態または通常時に会うとあれ?ってなるんですよね。
無理にテンション高い自分を演じるのもしんどくて、けっきょくフェードアウトってことが多かったです(泣)
創作活動がはかどる

躁状態のときは意欲がみなぎっているので、普段は面倒でやらないことも手を付けることができます。
私の場合、編み物を猛スピードでしたり、作曲したりしていました。
アイデアが次々に浮かび、行動力もあるので、早く形にしたくなるんですよね。
完成したものを友達や家族にプレゼントをよくしていました。
それは、たぶんきっと、、喜んでくれていたと思います(笑)そう信じたいです。
ただし、これらの完成度が高いとは限りません。
私の場合ですけど、後から見たらなんだこれは?と思う物も多かったです。
スケッチブックにも躁状態のときに思ったことをいろいろ書き殴っているのですが、後から見返すと意味不明ですね( ;∀;)
痩せる

薬の影響で個人差が大きいと思いますが、私の場合は行動量に伴って体重が減っていきました。
躁状態のときは、頭がさえて眠れなくなり、疲れも感じにくくなるため、ずっと行動しています。
食欲も普通にあるのですが、それ以上に行動量が多いため体重が減るんだと思います。
元々はぽっちゃり体系だったのですが、躁状態のときだけは5キロくらい減って服が似合うようになり少し嬉しかったです(^^)
躁状態の期間が終わると、だいたい体重も元通りになってしまうのが残念です。
なんでも幸せに感じる

躁状態のときには多幸感があります。
ご飯食べて幸せ、友達と会えて幸せ、天気が良くて幸せ、生きてて幸せ、、という異常なハッピーにあふれています(笑)
世界が輝いていて、自分が少女漫画の主人公のように感じられました。
通常のときより、感謝の気持ちも沸いてきます。
度が過ぎると迷惑になると思うんですけど、日常に感謝できることはいいことかなあと思います。
まとめ
躁状態では、怒りっぽくなったり焦燥感が強くなったりお金を使いすぎたりと大変なことのほうが多いのですが、今回はあえて良いところに目を向けて書かせていただきました。
躁状態の後には必ずうつ状態が待っているので、なるべく波を小さくするよう心掛けて生活していきたいですね。
ぼちぼちがんばっていきましょう(#^^#)
このブログを通して精神疾患を持った方々と情報交換できると嬉しいです。ご拝読ありがとうございました!
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